ファンダメンタル分析のメリット
ここでは、FXで儲けるための分析方法のひとつで、ファンダメンタル分析におけるメリットを解説していきます。
この分析におけるメリットは、なんといってもトレンドの把握、いわば相場の流れを生み出している材料を明確に認識できることでしょう。市場に影響を及ぼす経済指標や世界的ニュースは、その材料が出た直後から大きな値動きになることがあります。しかし、ファンダメンタル分析は、そうした材料を受けた短期的な変動にも対処しやすいという利点があるのです。
ですが、その一方で、限界もあります。個人の一般投資の場合、この分析においてネックになるのが、情報の入手スピードと言えます。プロのディーラーが情報を入手する速度にはなかなか追いつくことができないのです。彼らは、ロイターやブルームハーグなどの通信社による世界中の情報を、一般人より早く手にいれることが可能な環境にいます。
為替市場に影響を与えるような大きなニュースは、当然、テレビや新開などで確認できますが、とてもリアルタイムとは言えません。もっとも、最近は、インターネットなどで一般に公開される情報が増え、情報入手における個人の不利は解消されつつあります。
ですが、例えリアルタイムで公開される情報が入手できたとしても、その短期的な動きから全てを判断することはできません。例えば、大口の投機的な注文などに反応して上下の値動きが起こる場合もあり、日中の短期的な上下動は、ファンダメンタル分析による判断が困難です。
また、中期的な動きにしても、限界があります。ファンダメンタル分析における判断要素のひとつ、経済指標は、データを集めた後での発表という実情があります。つまり、発表と実際の景気状況との間にタイムラグが生じる可能性があり、実際の経済状況の変化による需給面の変化に対し、反応できないこともあるのです。
